
「できた!」が増えると、笑顔と自信が自然に育ちます
無理なく、楽しく、自分のペースで
初めはスタッフと一緒に取り組んでいたお片付けが、数週間後には「自分でおもちゃを箱に戻せた!」という小さな成功につながります。
苦手だった着替えや靴の脱ぎ履きも、ステップを分けて練習することで、少しずつ自分でできるようになります。
「今日はここまでがんばろう」と、その子のペースを尊重して進めるので、
無理なく楽しみながら成長を感じられます。
言葉のやりとりを自然に交わします
「言葉がうまく出ない」「相手に伝えるのが苦手」と感じるお子さまには、
安心して表現できる環境を整え、自然な発話を促します。
お子さまが指さした物に対して「これは○○だね」と言葉を添える短いフレーズでやりとりを繰り返す「やりとり遊び」を積み重ねる。
「ちょうだい」「かして」「ありがとう」などのやりとりを絵カードやごっこ遊びで練習する。
日々の積み重ねが、「話してみようかな」という気持ちにつながっていきます。
遊びを通して学びを深めます
積み木やブロック遊び → 手先の器用さや空間認識力を育てます
ごっこ遊び → 言葉のやりとりや社会性が自然に身につきます
リズム遊び・体を使った活動 → 体の動かし方や音に合わせる力を養います
「遊んでいるだけ」に見える時間にも、子どもたちはたくさんのことを学び、「できた!」を積み重ねています。
安心できる関係づくりから始めます
お子さまが「ここなら大丈夫」と感じられるよう、信頼関係を一歩ずつ築くことから支援が始まります。
初日はお気に入りのおもちゃを一緒に触れるだけでもOK。
声かけのタイミングや距離感に細心の注意を払い、「大人って怖くない」と思ってもらうことが第一歩。
不安が強い子には、毎回同じスタッフが対応し「いつもの人」に安心感が育つことで、表情が柔らかくなり、少しずつ自分から行動しようとする姿が見られるようになります。
保護者さまとの連携を大切に
ご家庭でも「できた!」を感じていただけるよう、その日の小さな成長を連絡帳や面談でお伝えしています。
「お友だちに『貸して』と言えました!」
「今日は先生と一緒にトイレに行けました!」
など、毎日の変化を共有し、ご家庭でのサポート方法や声かけのコツもお伝えしています。
生活リズムと習慣づけを支えます
「朝の支度が苦手」「お昼ごはんの切り替えに時間がかかる」
そんな日常のつまずきに対して、ひとつひとつ寄り添いながら習慣化をサポートします。
支度の順番を絵カードで見える化し、自分で行動できるよう促す。
活動の前に「5分前だよ」と予告をすることで、切り替えの力を育てる。
毎日同じ流れでスケジュールを組み、安心して一日を過ごせるようにする。
「毎日がバタバタで…」という保護者さまの声にも耳を傾け、ご家庭での支援と連携しながら、生活全体を整えるお手伝いをします。


